署名

この昏い敷居を
わたしは越えねばならぬ
広間がひとつ。
かの白いドキュメントが耀いている。
多くの影が そこに動き 交錯する。
すべてが 署名しようとするのだ。
光がわたしに追いつき
時を折りたたむまで。


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