太陽のある風景二つ
陽は この家のすぐ背後をすべり出て 通りのさなかにかかり わたしたちの上で息吹き 赤い風を送る。 インスブルックよ わたしはここを去らねばならぬ。 だが明日は 灼熱の太陽が いのちを なかば失った灰色の森にあって そこで わたしたちは働き そして生きるのだ