俳句詩

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そそけた松が絡みあい
いたましさは その湿地にも
永劫のわびしさ
 *
あるまなざしの
大きな翳に わたしは遭った
闇の閉ざしのなか
 *
里程標のひとつづき
みずからさまよい出たかのように
聴え来る山鳩の声


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