俳句詩
V 狂人たちの図書室 説話集 棚のひとつに 手も触れられず * 天井に亀裂が走り かの死せるひと わたしを見るか その顔 * 何事かが起きていた 月光が部屋を照しわたった 神の知ること * ひそかな雨の音 わたしは秘密ひとつささやいて 響き合わせる * 歩廊の情景 なんと不思議な静けさ―― 内面の声