沈黙
行過ぎるがよい、彼等は葬られているのだ… 雲ひとつ 太陽のおもてを掠めゆく。 飢餓は 夜毎に移動する ひとつの高層建造物 寝室の中に エレベーターのシャフトが開き 暗い空間が内部の域に向けられる。 溝の中の花叢、ファンファーレと沈黙。 行過ぎるがよい、彼等は葬られているのだ… 魚のように大きく群れて 卓上銀器が生き残る。 大西洋の大きな深みの底 昏さ極まるところ。